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お知らせ

脱炭素セミナー『調布をゼロカーボンにする方法』1/28(日)開催のお知らせ

皆様、明けましておめでとうございます。
ホームページの更新がなかなかできておりませんが、本年もよろしくお願いします。

早速ですが、2024年1月28日(日)に開催するセミナーをご案内させていただきます。
なかなか再エネ導入が進まない都市部住宅街でどのように脱炭素をすれば良いのか、一緒に考えませんか?

タイトル: 『調布をゼロカーボンにする方法』~再エネ先進都市から学ぶ私達にできること
日時: 1/28(日) 13:45~15:50(13:30開場)
会場: 調布市文化会館 たづくり 8階映像シアター
内容:『コペンハーゲンに山を』上映と田中信一郎氏講話

お申し込みは以下のPeatixからお願いします。
https://chofuenekyo-202401.peatix.com/

  


  • 2021年6月発電量

    今年の6月は梅雨入りが遅かったせいか日射量が多く、太陽光の発電量も計画値を上回る結果となりました。
    昨年の7月は豪雨の影響で観測史上最も日射量が少ない7月となり、発電量も計画値を大幅に下回りましたが、今年はどうなるでしょうか?雨も必要だけど、発電もして欲しい。。。悩ましい季節です。

      


  • 晃華学園での出前授業

    近年様々なところで見聞きするようになった「SDGs」ですが、学校の授業でも扱われるようになっているのをご存知でしょうか?先日、調布市にある晃華学園では中学2年生が地域学習の一環として市内でSDGsに関連した活動を行う人や団体から話を聞き、自分達にできることを考えるという授業があり、当協議会もスピーカーとしてお邪魔させていただきました。

    1時間の授業のうち、前半は当協議会の目的や活動内容、抱えている課題について、後半は地球温暖化に対する日本や世界の動向についてお話しさせていただきました。「世界の電力がすべて再エネになったらどうなるのか?」「2030年にCO2排出量46%減は本当に達成できるのか?」等の鋭い質問や「地産地消のエネルギーについての重要性を感じた」「世界中で再生可能エネルギーが使用されるようになって欲しい」等の嬉しい感想も聞くことができ、多少なりともお役に立てたのではと思います。
    授業の中で紹介した課題等については今後生徒さん達が解決策を考え、その結果をお知らせいただけるとのこと。どのような内容になるのか楽しみです。

      


  • セミナー『2050年の脱炭素はどう目指す?』質問募集




    2/11(祝・木)に開催するセミナーで、講話後にある質疑応答での質問や疑問を皆様から事前募集しております。

    今回のテーマは、
    「コロナ禍からグリーンリカバリーで調布の脱炭素社会をどのように目指すのか?」となります。

    講師の奥真美先生(東京都立大学教授)は都市環境、都市政策の専門家として調布のまちづくりにも関わっている方ですので、この機会に市民目線、事業者目線で聞いてみたいこと等を是非お寄せ頂けると幸いです。

    セミナーの詳細は、
    チラシをご覧ください。

    こちらのコメント、またはメール⇒info@chofu-energykyou.jpまでお寄せください。

    また、セミナー参加のお申し込みもお待ちしております。  


  • 調布市がパブリック・コメントを募集

    「調布市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)(素案)」へのご意見を調布市にお寄せください。

    ▶現在、調布市が市民・事業者・市が市域の地球温暖化対策を推進するため、平成21年度に策定した「調布市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」は、計画期間が本年度満了となることから、改定に向けた取組を進めています。改定に当たっては、上位計画となる調布市環境基本計画の改定と並行して検討を重ねてきました。
    このたび、「調布市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)(素案)」がまとまりましたので、皆さんのご意見をお寄せくださいとのこと、調布市ホームページにパブリック・コメント募集の案内が掲載されております。

    https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1610502939922/index_k.html
    ※詳細、「調布市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」はリンク先 調布市ホームページにも掲載されていますのでそちらもご覧下さい。

    「調布市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」(素案)概要
    https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1610502939922/files/gaiyou.pdf

    「調布市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」(素案)第1章から第2章
    https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1610502939922/files/soan1-2.pdf

    「調布市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」(素案)第3章から第5章
    https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1610502939922/files/soan3-5.pdf

    ▶意見の提出期間:
    令和3年1月20日(水曜日)から2月18日(木曜日)まで(必着)

    ▶意見を提出できる方:
    ・市内に住所を有する者(自然人及び法人)
    ・市内に事務所又は事業所を有する個人及び法人その他の団体
    ・市内の事務所又は事業所に勤務する者
    ・市内の学校(専修学校及び各種学校を含む。)に在学する者
    ・1から4までに掲げるもののほか、パブリック・コメント手続を実施する政策等に直接的な利害関係を有する個人及び法人その他の団体で、規則で定めるもの

    意見の提出方法
    ▶表題に「調布市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)(素案)への意見」と明記し、住所、氏名、ご意見を明記したうえで、直接(土曜日、日曜日、祝日を除く)または郵送・ファクス・Eメールにて期間内に次の提出先に提出してください。
    様式は自由です。
    (注)住民以外の方は、追加で記載が必要な事項がある場合がありますので、「パブリック・コメント手続の概要」をご覧ください。

    意見の提出先
    ▶調布市環境部環境政策課
    住所 182-8511 調布市小島町2-35-1
    ファクス 042-481-7550
    Eメール kankyou@w2.city.chofu.tokyo.jp
    (注)このほか、公文書資料室(市役所4階)、神代出張所、みんなの広場(文化会館たづくり11階)、市民活動支援センター(市民プラザあくろす2階)、各図書館・公民館(北部は2月2日(火曜日)から)・地域福祉センター(染地・入間を除く)、教育会館、多摩川自然情報館に設置している意見提出箱でもご意見を提出することができます。  


  • 光と遊ぼう!みんなでつくった『自然のデンキ』



    【イルミネーションRE100】
    12/12(土)に、光と遊ぼう!みんなでつくった『自然のデンキ』を、トリエ京王調布C館「てつみち」で開催します❗

    11月に2回にわたり開催したワークショップに参加して下さったお子供さんたちが、風力と水力で発電したデンキを使って、イルミネーションとワークショップを開催することになりました✨

    移動式えねこやも出動します=꒱‧*

    コロナの感染対策にはしっかりご協力いただきながら、親子で、また子供たちでどしどしご参加下さい(参加費無料、申込不要)
    屋外での開催のため、しっかり防寒対策をしてご来場下さい☺︎

    □15:00〜16:45 ワークショップ「自然エネルギーのオブジェを照らそう/影絵をつくろう!」

    □17:00〜18:00 点灯式+ワークショップ「影で遊ぼう!/影絵を動かそう!」

    「イルミネーションRE100」とは?
    2020年、そして東日本大震災から10年を迎える2021年12月の同日同時刻に、再生可能エネルギー(Renewable Energy)でつくった電気を使い、全国各地でイルミネーションを点灯させて、再エネの普及を目指し、オンラインでも繋がろうという試みです。個人やグループを問わず、たくさんの方とともに実践していきたいと考えています。

    ※雨天の場合は、12/19(土)に延期になる可能性があります(延期になる場合は、えねこやHPでお知らせします。→ https://enekoya.com)  


  • ワークショップ『自然のチカラで電気をつくろう』





    ワークショップが開催されます!

    ①11/15(日)
    場所/染地ふれあいの家 時間/午後1時30分~4時30分 『風力発電装置の工作と体験・移動式えねこや見学』

    ②11/22(日)
    場所/佐須ふれあいの家 午前/9時30分~午後0時30分 『水力発電装置の工作と体験』

    2回に亘るイベントです。

    対象/調布市在住・在学の小学3~6年生とその保護者
    定員/20人まで
    費用/1組当たり500円(保険代、資料代)

    12月にはこの電気でイルミネーションの点灯も行います。

    自分で電気を作るワクワクのイベントです!!

    お申し込みは、10/31(土)まで!
    ちょうふ環境市民会議HPの申し込みフォームからお申し込みください。
    メールのお申込みも可能です→info@chofu-kankyo-shimin.org
    その他、詳細は画像のチラシをご覧ください!!
      


  • 未来につなぐ調布の環境「みんなでつくろうこれからのちょうふ」調布市が市民ワークショップ等を開催

    未来につなぐ調布の環境~みんなでつくろう これからのちょうふ~

    調布市では、環境施策を束ねるマスタープランである「調布市環境基本計画」と、市民・事業者・市が市域の地球温暖化対策を推進するため策定した「調布市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」の改訂作業を進めています。
    with コロナの環境の中で、多くの市民の皆さんから今後の環境に関する取組についてアイデアを募集しています。
    「メール等でのアイデア募集」、「対面型ワークショップ」、「オンライン座談会」の3つの市民参加の手法による企画が開催されます。

    ・メール等でのアイデア募集:募集期間 10/5(月)~10/22(木)
    ・対面型ワークショップ:開催日 10/24(土)14:00~16:00 (調布市教育会館2階 会議室) 募集人数 20人程度(申込み順)
    ・オンライン座談会:開催日 10/30(金)15:00~16:30 ゲストスピーカー 調布まちなか発電(株)小峯 充史 募集人数10人程度(申込み順)

    オンライン座談会では、当協議会が運営する公共施設屋根借り太陽光発電事業会社の調布まちなか発電(株)の小峯がゲストスピーカーとして参加いたします。


    参加対象の方、申込み、送付方法等の詳細は画像をご覧ください。
    皆様のご参加お待ちしております!







      


  • 2/11(火・祝)開催 エネルギーセミナー『eモビリティ~ 走る蓄電池と移動・暮らしの未来像』

    今年も調布にてエネルギーセミナーを開催します。今回のテーマはこれまでと少し趣を変えて『eモビリティ』ということで、EVブログ編集長と電動バイク販売企業の経営者の方にその魅力や、再エネともつながりの強い「蓄電池」としての可能性等について語っていただきます。

    車や蓄電池の購入を検討中の方、エネルギーや乗り物に興味のある方、何となく面白そうと思われた方等、どなたでも歓迎ですので、是非ご参加ください。

    日時:2/11(火・祝)
    13:15 開場
    13:30~15:30 パネルディスカッション (質疑応答含む)
    場所:調布市文化会館たづくり8階映像シアター

    スピーカー:
    塩川正明氏 福岡を拠点に電動バイク等を販売する株式会社MSソリューションズ代表取締役
    寄本好則氏 EVSmartブログ編集長 有限会社三軒茶屋ファクトリー代表取締役
    古屋将太氏(司会) 認定NPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)研究員

    連絡方法:
    メール info@chofu-energykyou.jp
    電話 042-444-1120 (平日10時~17時)
    FAX 042-444-1951


      


  • 調布市環境基本計画中間報告会の参加者募集について






    調布市では、環境に関する調布市の施策、取組などを総合的に束ねるマスタープランとして、平成28年3月に「調布市環境基本計画」を策定し、「未来に続く、緑と水あふれるほっとするまち調布」を将来像に掲げ、取組を推進しています。
    令和2年度に計画期間の中間年次を迎えることなどから、これまでの取組の成果と課題を市民の皆様と共有し、今後の環境施策についてご意見を広くお聴きする取組の一環として、調布市環境基本計画中間報告会が開催され、調布市が1/17(金)まで参加者を募集しています。
    席に余裕がある場合は、当日参加も可能です。
    質疑応答や、ワークショップもありますので疑問に思っていることや気になることを聞くこともできます。

    参加をご希望の方は、参加者氏名、住所、電話番号、関心のあるテーマをご記入頂き、電子メール(kankyou@w2.city.chofu.tokyo.jp)またはファクス(042-481-7550)にて調布市 環境政策課まで送信願います。
    (※関心のあるテーマは画像を参照して下さい。)  


  • 『不都合な真実2』上映会のお知らせ

    「かつてない〇〇」と言われる大雨や高温が度々発生した2018年は異常気象がもはや定常化しつつあることを実感する年でした。2019年、そしてその先はどうなるのでしょうか?

    この度、(一社)調布未来のエネルギー協議会は地球温暖化に関する映画『不都合な真実2』の上映会を開催致します。上映後にはCOPをはじめとする地球温暖化対策の国際交渉を長年ウオッチしてきた専門家、高村ゆかり氏に最新の動向についてお話を伺います。この映画を通して私たちにできること、自然エネルギーの可能性を改めて考えてみませんか?

    <イベント詳細>
    日時:2019年1月27日(日)
    13:30 開場
    13:45 主催者挨拶
    13:50~15:30 映画上映
    15:30~16:30 高村ゆかり氏講演

    会場:調布市文化会館たづくり 8階 映像シアター(入場無料・申込先着100名)
    申込:以下のいずれかにて協議会窓口までご連絡ください。(先着順受付)
    電話 042-444-1120(受付時間 平日9:00~17:00)
    FAX 042-444-1952
    メール info@chofu-energykyou.jp

    <映画詳細>
    元米副大統領のアル・ゴア氏が地球温暖化問題を訴え、世界中で大ヒットした2006年製作のドキュメンタリー映画『不都合な真実』の続編。本作品では地球温暖化へ警鐘を鳴らした前作から10年が経ち、より一層深刻化した温暖化や世界各地で発生する猛暑や豪雨等の異常気象、米国のパリ協定からの離脱といった現実を映し出す一方で、精力的に活動を続けるアル・ゴア氏の姿や再生可能エネルギーへの転換が大きく進展している事実を伝えている。温暖化による変化を身をもって知る今だからこそ、自分たちにできることを改めて考えさせてくれる作品。

    <講師(高村ゆかり氏)プロフィール>
    東京大学 国際高等研究所(UTIAS) サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)教授
    専門は国際法、環境法。地球温暖化に関する国際法・政策、環境リスクと予防原則、環境条約の遵守手続・制度など国際環境法に関する諸問題の研究を行う。
    環境大臣表彰受賞
      


  • 『日本と再生』上映会のお知らせ

    東日本大震災からもうすぐ7年。自然エネルギーは日本で、そして世界で、どれぐらい広まったのでしょうか?
    この度、(一社)調布未来のエネルギー協議会は自然エネルギードキュメンタリー映画『日本と再生』の上映会を開催致します。
    世界には自然エネルギーで動いている国や地域が沢山あります。この映画を通して自然エネルギーの可能性を改めて考えてみませんか?

    <イベント詳細>
    日時:2018年2月11日(日)
    13:30 開場
    13:45 開始
    13:50~15:30 映画上映
    15:30~16:30 飯田哲也氏の舞台挨拶

    会場:調布市文化会館たづくり 8階 映像シアター(入場無料・申込先着100名)
    申込:以下のいずれかにて協議会窓口までご連絡ください。(先着順受付)
    電話 042-444-1120(受付時間 平日9:00~17:00)
    FAX 042-444-1952
    メール info@chofu-energykyou.jp

    <映画詳細>
    監督:河合弘之
    企画・監修:飯田哲也(環境政策研究所)
    音楽:新垣隆
    エンディングテーマ:坂本龍一
    制作・配給:Kプロジェクト
    制作年:2017年
    公式Webサイト: http://www.nihontogenpatsu.com
      


  • 2018年もよろしくお願いします

    新年明けましておめでとうございます。

    今年のお正月はお天気も良く、暖かいのがうれしい反面、冬らしさとしては少し物足りないぐらいでしたね。
    調布市内の太陽光発電所にとっては発電日和が続き、今年も順調な滑り出しとなりました。

    今年の調布エネ協は2月の上映会を始めとし、より多くの方にエネルギーに関心を持ってもらえる機会を提供したいと考えております。
    当協議会会員の方も、そうでない方も是非ご参加頂ければ幸いです。

    本年もよろしくお願い申し上げます。  


  • 4/16(日)開催!エネルギーセミナー「エコハウスのウソ」

    「家の作りようは夏を旨とすべし」と言われてきた日本の家と暮らし方は、現代にもそのまま当てはまるのでしょうか?

    日本全国の「エコハウス」を数多く調査してきた研究者が、エネルギーの観点からよくある誤解や落とし穴について解説します。

    講師: 前 真之 (東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻 前真之准教授 (『エコハウスのウソ』著者))
    日時: 2017年4月16日 13:30~15:00 (開場13:15)
    場所: 調布市市民プラザ あくろす 3階
    申込: 以下の連絡先まで郵便・電話・メール

    調布未来のエネルギー協議会
    TEL: 042-444-1120
    FAX: 042-444-1952
    Email: info@chofu-energykyou.jp



      


  • 12/6(火)開催!調布えねきょう勉強会「東京からつくるクールな未来」のお知らせ

    2020年のオリンピックを契機として「世界で最も環境負荷の少ない都市」を目指す東京都。2030年までに、温室効果ガス排出量を2000年比で30%削減、再エネによる電力利用割合を30%程度に高めることを掲げていますが、どのような取り組みが行われているのでしょうか?私たちにもできることはあるのでしょうか?

    東京都環境公社東京都地球温暖化防止活動推進センター(クールネット東京)では、調布の公共施設屋根で作った太陽光電力を水素学習施設「スイソミル」で利用したり、カフェや商業施設に太陽光を使ったスマホ充電スタンド「シティーチャージ」を設置したり、私たちに身近な所で取り組みを進めています。

    今回の勉強会では、同センターの創エネ支援チームの稲垣憲治さんにこれまでの取り組みの紹介や今後の展開について話をうかがい、太陽光発電を使って街をちょっとクールで便利にする方法を考えます。

    自然エネルギーやまちづくりに興味のある方であれば、どなたでも参加OKですので、お気軽にご参加ください!

    場所: たづくり 1001学習室 (10階)

    日時: 2016年12月6日 (火)19:00~20:30 (18:45開場)

    対象: 東京都および近隣に住む自然エネルギーやまちづくりに興味のある方

    参加費: 無料

    申込み・問い合わせ: 042-444-1120 (担当:稲田)  


  • えねきょう「中のヒト」インタビュー(13)不動産経営の視点から関わる再エネ事業

    地域のさまざまなタレントが揃う「えねきょう」のメンバー。そしてインタビューはいよいよ最終回!

    満を持して登場してくださるのは、えねきょう理事のお一人。協議会設立にも深く関わりのある、片桐道祐(みちひろ)さんにお話を伺いました。





    「えねきょうに関わったきっかけは、調布JC(青年会議所)です。同じ仲間だった小峯さんが新たに事業を立ち上げようとしていたときに、不動産会社を経営している私に、採算面などについての相談を受けたのが始まりです。実は、自社が取り扱っている物件に2003年ごろから設置してきているので、太陽光パネルの運用経験がありました。ですから、えねきょうが『公共施設の屋根を借りて太陽光パネルを設置・発電する』という事業を検討し始めた段階で、この事業はビジネスとして確実にうまくいくという自信はありましたね」

    現在、調布市内34カ所の公共施設を活用した太陽光パネルによる発電事業は順調。片桐さんはこの発電事業を運営する「調布まちなか発電非営利型株式会社」の代表取締役も務めています。



    地域への啓発活動

    えねきょうでは、地域のイベントに積極的に参加し、地域の人達に活動を紹介しています。7月23日には、調布市染地にある「多摩川自然情報館」に設置されている太陽光パネルの見学会を実施。この日は午前中に3回の見学ツアーを開催し、各回4〜5組のファミリーが参加。日頃は入ることができない屋上で、ずらりと並ぶ太陽光パネルやパワーコンディショナーの説明を熱心に聞いていました。









    この見学会で、片桐さんは太陽光パネルによる発電の仕組み、発電量や設置の仕方などを説明。雲が多めの天気でしたが、比較的順調に発電している様子を見てもらうことができました。

    「こういう見学会をやると、やっぱりみなさんの興味がパネル導入のための費用や耐久性にあるとわかります。とくにお父さん、お母さんがたは熱心に質問してくださいますね。耐久性という面では、私自身の事業での経験から『10年以上前に設置したパネルも、やや発電量は落ちていますがほぼ問題なく順調に稼働していますよ』とお答えしています。費用についても現状をお伝えすると、案外安くすむことを知って驚かれることが多いですね。技術の進歩などもあり、以前と比較すれば安く設置できるようになりました」





    太陽光パネルに関心はあるけれど、業者に相談するとそのまま設置しなくてはならなくなってしまうという心配がありますね。しかし、えねきょうのような「中立的」な立場の人達が相談に乗ってくれたら安心です。

    「実は、えねきょうとして太陽光発電をはじめとしたエネルギーに関する相談窓口を設置することを検討中です。まだしっかり事業化できていないのですが、ご相談があればその都度対応しています」

    活動を通して新たなニーズに気づき、更に進化していくのですね。
    「そうありたいですね。とはいえ、えねきょうとして次にどんな新しい事業に取り組んでいくかというところはまだ明確になっていません。いろいろ検討を進めてはいますが決め手がなく、難しさを実感しています」

    都市部における「分散型メガソーラー」というキャッチーな事業が成功しただけに、その次に続く事業となると、そう簡単に生み出されるものではないのかもしれません。

    「たとえば電球をLEDに変えるだけでもお金がかかりますよね。そうではなく今あるものを活用する、お金が無くてもできることを形にする…新たな再エネ事業においても、そんなアイデアを打ち出していきたいと考えています」



    調布だからできることがある

    「環境を守るために何ができるのか…少し大きな話になりますが、資本主義である以上は拡大再生産でなくては成立しません。資源を食い潰すしか資本主義を守る方法がないのかと考えたときに、新しい環境ビジネスを生み出すしかないと思っています。国家レベルでやっていけたらいいのでしょうが、現実にはなかなか進んでいません。ならば、この調布という程よい規模感の地域だからこそ、何か始められるのではないかと、そう思うんですね」





    調布という地域は、「やりやすさ」もあると片桐さん。調布JCが出会いの場ということですが、実は片桐さんの会社は渋谷に、お住いは世田谷だそう。なぜ調布に?
    「調布市内にうちが管理している物件がいくつかあった関係で、市内の人達とのつながりがあり、JCにも誘っていただきました。調布ってそういう寛容さがあるんですよね。田舎と都会の中間にある感じがあって、外部の人もウェルカムだし、都会ほどドライではない。実にいい地域だと思います」

    実は調布市民ではない片桐さんだからこそ、より調布の魅力を実感しているのかもしれません。そしてえねきょうが検討を続ける調布だからこそ実現可能な再エネ事業。これまで同様、今後も注目され続けることでしょう。


      


  • エネルギーの出前授業に行ってきました

    こんにちは、調布えねきょうです。
    ジメジメとした梅雨空が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?調布市内の太陽光発電所もお天気の影響を受け、6月は少な目(実績レポートはこちら)となりましたが、なんとか計画値を上回って頑張っています。

    ところで、6月は調布市内では授業参観・公開授業シーズンでもあり、今回調布えねきょうでは去る6/25(土)に市内の某小学校5年生を対象にエネルギーの出前授業を提供してきました。

    今回の授業はエネルギーに対する興味を持つことを目的として自転車発電の体験や発電アイディアの考案を生徒のみなさんにしていただきました。1時間という短い時間でしたが、どのクラスも積極的に参加してくれて、様々なアイディアがでました。
    声で発電するボイス発電・カラオケ発電、勉強しながら発電する消しゴム発電・鉛筆発電、はたまた寝ながら発電もしてしまおう、ゴロゴロ(寝返り)発電などなど。。。子ども達の豊かな発想力に脱帽の一日でした☆





      


  • 調布市内公共施設の太陽光発電による電力の一部を東京都へ供給

    この度、調布市内の公共施設太陽光発電設備による電力の一部を東京都に供給することになり、4月8日(金)に東京都知事から正式発表がありました。

    東京都プレス発表
    http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2016/04/20q48100.htm

    (知事記者発表:映像) ※開始4分後頃
    http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/KAIKEN/TEXT/2016/160408.htm

    日経新聞 『東京都、新電力事業に参入 公社施設へ再生エネ供給』
    http://www.nikkei.com/article/DGXLZO99445490Y6A400C1L83000/

    こちらの電力は7月から東京都の以下の施設で利用される予定です。
    1.東京都環境科学研究所
    2.水素情報館「東京スイソミル」

    今回のモデル事業を通して、自然エネルギーによる電力が広がると良いですね☆

      


  • えねきょう「中のヒト」インタビュー(10) 発電事業実現のキーマン 梶原良介さん

    調布市深大寺に本社を構える、株式会社調布清掃の代表取締役・梶原良介さんは、えねきょうの創設メンバー。地域の仲間が力をあわせ、短期間に実現した調布市における分散型メガソーラー事業のキーマンでもある梶原さんにお話をうかがいました。




    ◎よきパートナーとの出会い

    株式会社調布清掃の代表として、260人ほどの社員のトップである梶原さん。先々代が創設して以来51年の、歴史ある企業です。

    「当時、祖父がリヤカー1台で始めた会社です。そのリヤカーは今も倉庫に置いてありますが、社員がピカピカに磨き、メンテナンスしているので新品同様なんですよ(笑)。旧社屋には初代が植えた柿の木があって、2年に1回は大豊作。味も抜群に美味いんですよ」

    社員のみなさんが、会社を大事に思っている証拠ですね。調布清掃の現社屋は、2年ほど前に新築されたばかり。清潔感あふれたたたずまいは、「素直さ」「正直さ」を大事にしている社風がにじみ出ているかのようです。ゴミの収集だけでなく、処理やリサイクルといった事業まで幅広く手がけているということは、環境に対してもひとかたならぬ思いがあるのでは?

    「わが社は確かに環境保全の一端を担っているかもしれません。とはいえエネルギーという課題と地続きだという感覚もありません。エネルギー事業については、うちの会社の一枚看板で取り組むのは難しいところもあります。そういう意味で、えねきょうは素晴しいパートナーなのです。僕がえねきょうに関わったきっかけは、代表の小峯さんの存在が大きいですね。小峯さんとは調布市青年会議所(以下JC)で出会いました。そこで出会った4人が、今のえねきょうの中心メンバーです」


    ◎「神がかり」なタイミングで実現した地域発電事業

    メンバーそれぞれがスペシャリストの集団ともいえるJC。梶原さんは、調布における「分散型メガソーラー発電事業」を行政に橋渡しする重要な役割を担うことになりました。

    「ある日、小峯さんが前職を辞め、地域で環境、エネルギーに関する事業を始めたいと打ち明けてくれました。コミュニティでエネルギーを持ちたい、これからの時代はエネルギーなのだと言うのです。話を聞いた僕たちはみな『いいじゃないか』とすぐさま賛同しました。内心、6割ぐらいの感じで無理なのではないかとも思っていたんですけれどね(笑)。そんな中、JCのメンバー4人でああでもない、こうでもないと事業案を練り、まずは市役所の所轄課に話だけでもしてみようとなったのです」

    梶原さんが、事業を通して市役所と日頃の付き合いがあったから、担当者との面会はスムーズ。そしてそこでまさに「神がかり」な出来事が!

    「本当に偶然なのですが、私たちが市役所に行った日の午前中に、役所内でCO2削減の取り組みのひとつとして、エネルギーに関する事業を市民といっしょにできないか、という話が出たというのです。ただ、どこの誰にそれを頼めるのかが難しいという話になっていたのだとか。そこへ、私たちが訪ねて行った。やる気のある市民が、そういう人たちを捜している行政のもとへひょっこりやって来たというわけです」

    その後の進展はスピーディ。打ち合わせを重ねる中で事業はどんどん具体的に動き始めました。そしてさらにタイミングが合ったのは環境省の補助金です。申請まで2週間しか時間がなかったにも関わらず、なんとか射止めることができたのです。こうして、調布市の公共施設の屋根を借りて行う「分散型メガソーラー事業」が実現にこぎつけました。



    「行政との出会い、補助金と、すべてがダイナミックに動きました。行政担当の方のご苦労は、前例がない事業だけに大変だったと思います。担当課長が、たまたま建築関係の専門性をお持ちだったことも、事業の推進につながりました。もはやこの事業の実現は、運命だったと言ってもいいぐらいです」





    ◎地中熱エネルギーのヒートポンプも設置

    現在、梶原さんはえねきょうの理事として、さらなる地域エネルギー事業の検討、推進に力を入れています。その1つが調布清掃の新社屋に設置された「地中熱エネルギー」を利用するための設備です。地熱発電とは違うんですよね?

    「地中の温度は年間を通しておよそ15度前後と安定しています。夏は外気より涼しく、冬は温かいというこの温度差を利用するというのが、地中熱エネルギーの考え方です。現在、調布清掃ではオフィスのエアコンに利用しています。この建物は、東京都の「エコアクション21」の認証も受けているんですよ。
    地中熱エネルギーを使うことに決めたのも、小峯さんの提案がきっかけでした。半額程度ですが補助金も取れそうだったし。まだこれからの分野ですが、経済的効果、環境効果はもちろんですが、えねきょうのメンバーとして、啓蒙活動にもつながると考え、やってみようと思いました」





    ▲社屋の一角にある、地中熱エネルギーのヒートポンプと解説パネル。


    新社屋の屋上にはもちろん、ソーラーパネルも設置されています。また調布清掃として群馬県に2000坪ほどの土地を縁あって借り、太陽光発電事業も行っているのだそう。

    「群馬県での発電、地中熱エネルギーの取り組み、そしてえねきょうとのつながりなどについては、社内報を通して社員にも伝えています。会社が別の分野でも地域や環境に貢献していることは、社員にとっても自信につながるのではないかと思います」




    ▲群馬県高崎市の太陽光発電施設の写真を持つ梶原さん。


    エネルギーを通して地元への貢献を実現している梶原さんは、地元調布生まれの調布育ち。

    「調布が大好きです。調布から出たことがないので説得力はないかもしれませんが、調布は人がいいし、ノリがいい。『いいじゃないか、やってみようよ』という気質があります。互いの違いを認めながら、ときにはパートナーを組める。えねきょうの事業も含め、『いいだろう』って自慢したいですね」









      


  • えねきょうの「中のヒト」インタビュー(9) 普通の主婦がエネルギーをテーマに活動を始めた理由 菅野千文さん

    調布は都心に比較的近いのに、自然環境が豊かな地域です。15年ほど前、その環境にひかれて調布に居を構えたという菅野千文さん。そして今年(2015年)6月にえねきょうのメンバーとなりました。



    ◎とにかく調布で暮らしたいと思ったわけ

    菅野さんはご夫婦で自然が大好き。週末はよく子どもたちを連れてキャンプに出かけていたのだそう。

    「もちろん毎週キャンプというわけにもいきません。緑豊かな公園へよく遊びに行っていました。都心で暮らしていたのですが、実はそのころから野川公園が大好きだったんです。『野川公園の近くに住みたい!』という思いがつのり、上の子どもが中学校に上がるタイミングでこちらに引っ越しました。ところがすでに下の子も小学校5年生になっていましたので、家族で公園へ出かけることはめっきり減ってしまって…。調布に来てからは、数えるほどしか行けていません。近くて遠い野川公園になってしまいました(笑)」


    現在「原発のない暮らし@ちょうふ」という団体で積極的に活動しているという菅野さん。とはいえ、エネルギーに関心を持ち始めたのは原発事故以降なのだとか。

    「私はごく普通の専業主婦で、活動などまったく縁のない暮らしをしていました。原発は何となくいやだな、と思っていた程度です。関心を持つようになったのは1999年の東海村JCO臨界事故がきっかけです。ちょうど家を探しているところだったので、せめて自分の家はと太陽光パネルを設置しました。それでもまだ、原発についての活動をしようなどとは思ってもいませんでしたけれどね」





    活動のきっかけになったのは、2011年3月11日の東日本大震災による福島原子力発電所の事故でした。

    「事故があって、それまで原発に無関心だったことへの罰かもしれないと思いました。声を上げることはしなかった自分にも責任はあるなと」

    そんな思いから「原発都民投票」を実現するための署名活動に参加。この署名では22万筆、調布だけで1万筆が集まりました。しかし都議会で否決され都民投票は実現せず。「あんなに頑張ったのに…」と報われないことへの無力感はあったものの、活動を通して仲間と出会い「原発のない暮らし@ちょうふ」の活動をスタートさせました。



    ◎えねきょうとの出会いで、広がった世界

    「原発のない暮らし@ちょうふ」は、自分たちの身近な暮らしから考え、脱原発について学んでいこうという団体。活発に勉強会を実施しています。とはいえそれだけでは不十分だということにも気づいていました。そんなときに出会ったのが調布未来のエネルギー協議会、通称えねきょうです。

    「えねきょうは、あえて脱原発ではなく『まちづくり』をすることを目的にしていて、そのための手段が『再生可能エネルギー』だというスタンスをとっています。しかも市内で発電事業を実践につなげているところが素晴しいと思いました」

    えねきょうとの出会いが、菅野さんの世界を広げました。単なる理想主義ではなく、採算も考えた冷静な事業展開の重要性をあらためて感じ、これからどう行動するかを考え始めています。

    「今、『原発のない暮らし@ちょうふ』で知り合った建築家の方を中心としたメンバーで取り組んでいるのがゼロエネルギーハウス、名付けて『えねこや』プロジェクトです。『えねこや』とは電力を自給自足し、少ないエネルギーで気持ちよく暮らせるという小屋のこと。コンパクトな小屋に断熱を施すことで気密性を高め、涼しさ、暖かさをキープします。軒や庇、植物などで日当りを調整したり、窓やドアを四方に設けて通風も確保します。そして太陽光発電パネルと蓄電池、太陽熱温水器やペレットストーブ、雨水利用などのエコ設備も適宜設置します。私たちは、まずは試験的に作ってデータを取り、実現に向けてその検証をしていく計画です」




    「えねこや」は再エネではなく省エネの考えに基づくもの。いずれは地域の空き家を減築して活用することも視野に入れています。そして子育てカフェなど市民の居場所としての運営も検討しているのだそう。
    「多くの人に使ってもらうことで、エアコンでは得られない快適さを体験してもらえれば」と菅野さん。

    小さいエネルギーで生活できる「えねこや」の実現が、がぜん楽しみになってきましたね!

    「難しい顔をして活動するより、わくわく、楽しんで活動していきたいと思っています」(菅野さん)


      


  • 調布まちなか発電

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